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IJGA日本事務局アドバイザー 松本進ブログ

2013年12月 1日

2013年12月 IJGA日本事務局アドバイザーに就任。
1986年より渡米、全米トップサイコロジェストであるデビッドライト博士よりスポーツ根性とは対比した理論を学ぶ。
のちに様々な分野で成功できる人とできない人の違いを徹底研究。
タイガーウッズ氏の元コーチであるハンクヘイニー氏にも従事し、スキルとメンタルの両方を合わせたストラテジーゴルフ理論を展開。
現在もプロアスリート、ビジネスマン、学生達にサイコロジーを取り入れたゴール達成のプログラムを指導中。

また、IJGA非常勤コーチとして定期的にIJGAを訪れ、日本人留学生のコーチングに関わっています。
IJGAの留学を考える方には必見のブログです。

息がながーいスポーツ-2

2016年7月21日

ツアーでももう10年近く色々な選手を見てきていますが、新人で騒がれ注目を浴び、期待された大型新人と呼ばれる人たちがあっという間にいなくなっていくのを山ほど見てきました。むしろ、そうなる方が当たり前と言えるほどやはりスポーツの結果には山があります。

もちろん、その消えていった選手というのも引退と言う意味でなく、またその中から時間を経てカムバックしてくるプレーヤーもたくさんいます。

また反対になかなか目がでていなくてもある時に結果を出し始めて、今までの苦労はなんだったの?と思わせるほどの活躍をする選手もいます。皆、人によって伸びる時期というものがあり、そして必ずアップダウンがあることを覚えておいてください。

これが多くのスポーツのようにピークが20代前半で競技寿命が30歳ぐらいまでのものでしたら全く違った考え方をしなければなりませんが、幸いにゴルフというスポーツはとても息が長いスポーツです。おばば会の事例からもわかるように30歳から目が出てくる選手もたくさんいるのです。

周りから色々言われることもあるでしょう、また自分自身が不安になることもあるでしょう。しかし忘れないでください。ゴルフを続けている以上、ずっとそれらの問題はつきまいといます。プロになったら同期と比べられ、シードを取ったら他の上位選手と比べられ、トップにいったら下から上がってくる若手と比べられ、ようするに不安など数えたらキリがないのです。

それよりも自分のいきたい場所をしっかりと見据え、結果にあまり一喜一憂しないのがベストです。繰り返しになりますが18歳でメジャーを勝つパターンもあれば、35歳で初優勝するパターンもあるのです。ですから皆さんは周りのニュースにあまり惑わされることなく、自分のペースで一歩一歩前進することに集中しましょう!

それが成長への最短距離であることは言うまでもありません。

息がながーいスポーツ-1

2016年6月29日

こんにちは。もう6月も終わりですが、先日海外では18歳のブルック・ヘンダーソンがKPMG LPGA(KPMG Women's PGA Championship)メジャーでリディア・コーとのプレーオフを制して初優勝しました。そして同週に日本で開催されたサントリーレディースでは40歳のカン・スーヨン選手が優勝をしました。海外ではメジャーで18歳と19歳がプレーオフ、かたや日本では40歳の選手が3年ぶりに優勝。何とも極端な例ですが、本当にゴルフという競技は年齢の幅があるスポーツであることがよくわかりますよね。

ところで皆さんは日本の女子プロゴルフ界に「おばば会」なるものがあるのをご存知ですか?表純子、茂木宏美、藤野オリエが一緒に食事をしたのがきっかけで発足したそうです。その際に一番若かった茂木さんの年齢が35歳だったので、35歳以上が入会の条件になったそうです。

えー!おばば会?!!と思うかもしれませんが、今季はこれまでに14戦したうち(6月15日現在)5人もの優勝者を出しているのです。おばば会からの優勝は決して珍しくも何ともないものになっているのですよ。おばば会(35歳上)のイ・チヒ、表純子、福島浩子、大山志保、カン・スーヨンによる14戦中5勝は素晴らしい戦績ですね。この様な活躍は他のスポーツでは全くありえないことです。

冒頭にも紹介しましたが、海外では18歳のメジャーチャンピオンが誕生している一方でこれだけのおばば会の活躍があるのです。

今はどのスポーツでも年齢の若年化が言われています。そして、そのことによって焦りを感じている人がたくさんいることも知っています。自分より年下がメジャーで活躍しているのを見ると焦りの気持ちもでるでしょう。

ちなみに来月開催されるセンチュリー21レディースには、私が海外から17歳のSierra Brooks(世界アマチュアゴルフランキング5位)と12歳のCindy Kou(AJGA多数勝利)のアマチュア2名を招聘します(また彼女たちの様子は別の時にお伝えしますね!)。これらの事例だけを見ていたら"大丈夫かな?""遅すぎるかな?"など色々と不安も生まれるかもしれません。しかし長いスパンで見ると若いうちの活躍がそのまま右肩あがりであがっていくことなどどの世界でも絶対にありえないんですね。

今アマチュアがプロの試合に出て大活躍しているからといって、来年、再来年と更に上手くなって、毎年進歩した成績を上げていくなどといった事例はほとんどないのです。

つづきは「息がながーいスポーツ-2」

IJGT-Japan アジア大会-2

2016年6月22日

その様な時代に役立つのが若い頃の経験です。先日スマートゴルフという番組で男子の小林正則プロと対談したのですが、やはり彼も海外に出ていくことの重要性について語ってくれました。彼自身も若い頃に今以上に環境が粗悪だったアジアツアーで揉まれた選手です。ですから今でも海外に行くことや、アジア大会に出場することに何も抵抗感がないそうです。

この様な意味も含めて皆さんは本当インターナショナルな大会に極力出場すること、そして短期でもいいから海外留学でもよいから経験することをお勧めします。

少々海外にいってもすぐに技術が大きく変わらないことはわかっています。でもそこで経験したことは皆さんの思考を大きく変えます。思考が変わると決断の仕方が変わってきます。そうするとゴルフの練習法も変わってくるし結果、スイングもプレイの仕方も変わってくるのです。この原理わかりますか?特に現状をなかなか突破できない人、今まで一生懸命やって思った結果が得られないのであれば今と同じ思考、今の延長で成長しようとしてもダメです。自分自身の思考を少しでなく、大きく変えるのです。この様な思考を変える作業を飛ばして、環境だけ変えてもダメなのです。所詮、同じ思考で考えていたら、その中からは出られません。

この思考を変えるきっかけを今回のアジア大会に出場してくれた選手たちには何かきっかけを掴んでもらえたら本当に嬉しいです。

連日40度を越えあの湿気の中、担ぎで3日間、そして15歳以上は4日間のゴルフ本当に大きな体験だったと思います。

そして多くのことが不確定の中で進められた大会。普段とはかなり勝手の違う大会だったと思いますが参加者全員が日本を出発する前よりかは少したくましくなったことは確かです。

皆さん、海外にどんどん出ましょう!!

IJGT-Japan アジア大会-1

2016年5月27日

5月の連休後にタイ・バンコクのGreen Valleyゴルフコースにて、IJGT-アジア大会が開催されました。日本からは女子3名、男子4名が参加し、中川梨花さんが見事に15-19歳女子のカテゴリーにて優勝いたしました!!さて今回も(毎年ですが)大会の様子が直前までわからず、参加者の皆さんご父兄の皆さんにも大変ご心配をお掛け致しました。

毎度、この様な大会があるたびに内心では"日本では考えられない"という言葉が頭の中で連呼するのですが、その度に"ここは日本じゃないからしょうがない"、"相手は日本人じゃないから仕方がない"で片付けるしかないのが現実。

僕はアメリカに在住してすでに30年近く経っているので、色々な違いは理解してきているつもりですが、それでも今だに"えー!"と驚くことを経験します。ですから日本からの皆さんがびっくりするのも当たりまえで、、、。

急遽ペアリングが変わったりなどは可愛いもので、ルール(距離測定機の使用、手引きカート使用など)が前日に発表されたり、もっと驚いたのは参加予定国選手達が何の連絡もなく突然キャンセルしたり、、、。この様な経験をすると皆さん、いかに日本がいい国かわかりますね。

全てがきちっと用意され、開会から閉会までに全てのスケジュールが決定され、おそらくは予定通りに実行される日本。本当に海外からくる選手にとって、子供を送り出す親からしたらどれだけ安心できる国かよくわかります。

日本では当たり前の様にトーナメントが終わったらプロ選手達が宅急便でゴルフバックを次の試合会場に送ります。こんなことは海外ではできません。理由は紛失するからです。想像できますか?タイガーウッズやローリーマキロイが宅急便を出している姿を。多分、すぐになくなります(笑)。以前Bプロと日本で練習をし始めの頃、彼女がキャディーバッグをクラブハウス前に置き去りにして食事をしたり、パターの練習をしたりするといつも僕はクラブが盗まれるんじゃないか?と心配していたことを思い出します。でも日本のゴルフ場では、誰にも盗まれないんですよね。外から見たらすごいことが、おそらく皆さんにとっては当たり前のこと。それほど日本はいい国なのですよ!!

ただし今、日本ツアーには確実に以前より外国人選手が増えて来ています。そしてこれからはもっと増えます。日本という国が先ほど言いましたとおり、とてもよい国、便利な国、親切な国ですから先輩たちの情報をきいてますます日本に来る選手が増えることは間違えありません。

しかし皆さんはそれを待ち受けるばかりでなく、海外に出ていくことを考えなければなりません。これは決してアメリカツアーだけという意味でありません。アジア、ヨーロッパも含めてです。今アジア、ヨーロッパの選手レベルもツアーの数、内容もどんどんレベルが上がってきています。先日私も仕事で、アフリカで開催されたヨーロッパツアーを見ました。正直ほとんど知っている選手はいませんでしたがレベルの高さにびっくりです。

この様な選手達がアメリカはもちろん日本にもやってきます。この時代に我々日本人は外国人選手を受け入れるだけでなく、どんどん海外のツアーに出て行って経験を積む選手が増えてこなければなりません。

The Optimist 2016 Thank You poster for Japan.jpg

つづきは「IJGT-Japan アジア大会-2」

松山英樹のスタイル-2

2016年4月26日

この正反対の選手が松山選手もマネをしてもうまくいくはずがありません。単純に自分のスタイルにマッチしていないものはやりづらいのです。

自分のやりやすいスタイルを理解して、そのスタイルをやり通す。例え人に批判されることがあっても、状況が自分に対してアウェーな時であっても自分のスタイルをやり通すのです。

皆さんは自分のスタイルを知っていますか?そしてそのスタイルが自分に合っているかどうか分かりますか?自分にとってやりやすいスタイルか考えたことありますか?

この様なことを考え理解できてくるとゴルフのスコアアップにもつながってきます。なぜならこれが習慣化してきたら、プレースタイルだけでなく全てのことに当てはまるのでゴルフがシンプルになります。

例えば球筋、ナイスショットを求めてなかなかうまくいかなった人も自分のスタイルを求めるようになると単に球筋を求めるようになる。例えばドローがあっていると思ったらドローを打つ練習をするようになる。ドローを打つ練習と、ナイスショットを打つ練習は全然違います。そしてこのスタイルができてくるとコースの攻め方も非常に簡単になってきます。なぜなら自分が一番やりやすいスタイルだからです。分かりますか?

ですからメンタルからマネージメントから、歩くスピードから、球筋から自分のスタイルがあるということはとても有利なことなのです。

伸び悩んでいる人、結果がなかなか出せない人、このように視点を変えて松山選手のように自分のスタイルを確立させ貫き通すことをやってみましょう!