入学〜大学進学まで

IJGAはゴールじゃない

留学の手続きを終え、友人や家族に別れを告げたら、覚悟をもっていざ渡米。

これだけでも中高生にとっては十分大変なことですがIJGAに入学するということはあくまでスタートラインに立つということ。これから現地ではたくさんの「初めてのこと」が待ち受けています。単身でのアメリカ滞在は今までとは異なるゴルフ練習環境、国際色豊かな授業風景、大学進学のためにやるべきことなど、全てが初めてのことだらけです。

現地生活をスムーズに送るため、そして将来の目標を達成するために、渡米前からあらかじめ正確な情報を知っておくことがとても大切です。

まずは情報収集と目標設定

アメリカで大学進学するために必要なものがあります。例えば、TOEFL®やSAT®などの試験。その他、ゴルフ特待生(スカラーシップ)で大学入学を目指しているなら「大学チームのコーチの存在」は大学進学の可否に大きく関わってきます。高校生のうちにできるだけ大学チームのコーチの目に留まるように、トーナメントや大会でよい成績残すことがとても大事なのです。

このように、ゴルフのアメリカ大学進学事情は非常に特殊です。確実に大学進学準備をするためには早めの情報収集が大事。間違った知識のまま日々を過ごしてしまうと、時間を無駄に使ってしまったり、願書提出直前になって単位が足りなくなることも。何か不足の書類があれば、出願すらできなくなってしまいます。

IJGA日本事務局と現地IJGAスタッフは、日本では得られない情報も連携を取りながら随時アップデートして、進学準備のアドバイスしていますので安心してご相談ください。

また、具体的な目標設定をしっかりしておくことも忘れてはいけません。留学は長期にわたるものですので、モチベーションの維持や自身のレベルアップのためにも目標を設定することは大変重要なこととなります。小さい目標から大きい目標までコーチや教師、アドバイザーと相談しながら設定していきましょう。

IJGAでやるべきこと

IJGA在学中、大学進学までにやることは大きく分けて3つ。

①英語力アップ
ゴルフ留学とは言え、日々の生活や学校生活において英語は欠かせません。コーチとしっかりコミュニケーションをとるためにもまず最初に力を入れるべきなのは英語力のアップです。
②ゴルフのレベルアップ
留学中最大のテーマとなるでしょう。単にボールを打つだけでなく、フィジカル面やメンタル面の強化、コースマネジメントなどを総合的に学び、高いレベルでも通用するゴルフスキルを身に着けていきましょう。
③大学進学準備
関心のある大学を探すこと、プレーしたいチームを探したり、大学卒業後のキャリアなど総合的に考えながら大学を選ぶことから始まります。何校か候補を絞ったら積極的にコーチにアプローチをしたり、周囲の協力を得ながら情報収集をしましょう。出願時の成績やゴルフのレベルによっては奨学金を得られることがあります。また、必ず受けなければならないTOEFL®とSAT®の対策も必要です。

留学を開始する学年によって進学準備にかけられる時間が異なるので、留学開始時期は慎重に考えなくてはなりません。

例えば、高校3年次に留学をスタートしたら1年間で3つ全てを同時進行しなければなりません。一方、中学3年次にスタートすれば、4年間で3つのことを進めることができるので、ゆとりをもって大学進学準備ができます。

9年生~12年生(中学3年生~高校3年生)

アメリカの高校は9年生から12年生の4年間です。日本で言えば中学3年生から高校3年生までとなります。それぞれの学年での目標をまとめました。

■9th Grade(9年生/中学3年生)

アメリカの大学進学の場合、高校4年分の成績が合否に関わってきます。9年生でも油断せずに、よい成績を取れるように頑張りましょう。初年度で英語力がまだない状態ですので、第一の目標はいち早くESL授業を終えて、本科の授業(数学や歴史など)を履修できるようになることです。

■10th Grade(10年生/高校1年生)

留学生活や学校の勉強に慣れてくる時期です。翌年に始まる大学探しを見据えながら、ゴルフのレベルアップを図りましょう。積極的に試合に参加して、履歴書に書ける実績を積み上げていきます。TOEFL®やSAT®の勉強も始めていきます。

■11th Grade(11年生/高校2年生)

大学進学準備が本格的に始まります。学校の勉強やゴルフのレベルアップも頑張りつつ、大学のコーチとコミュニケーションを積極的に取ります。TOEFL®やSAT®だけでなく、学校の成績も重要ですので出席、課題などしっかり取り組みましょう。

■12th Grade(12年生/高校3年生)

11年生の間に大学が確定しなかった場合は12年生が終わるまでに大学を決めなければなりません。また、大学が決まっても、申請できる奨学金の金額に影響するため、最後までTOEFL®やSAT®のスコアアップ、学校の成績アップに努め、少しでも高いスコアを提出できるようにしましょう。もちろんゴルフのレベルアップは大前提です。

 

大学進学までのプロセス

1.大学をリサーチ

自分が学びたい専攻、住みたい場所、大学の雰囲気、ゴルフ部・コーチとの相性などを考慮しながら興味のある大学をリストアップ。

2.大学へアプローチ

自分のゴルフスイングや直近の試合での成績、大学の志望理由などを積極的にメールでアプローチして、コーチに印象づけておきましょう。コンタクトを取る関係を築けてきたら電話でのアプローチも。

3.大学訪問

大学側から実際に訪問して見学することを勧められたら、実際に自身が感じる印象はとても大事ですのでぜひ訪問しましょう。

4.ゴルフコースでのアピール

高校2年生~3年生(11~12年生)は大学を決めなければならない最も重要な時期。レベルの高い大きな大会に出る予定があれば、大学のコーチに伝えて実際のプレーを見てもらうのもアピールになります。

5.大学の内定

大学を絞り、コーチとコミュニケーションを重ね、必要書類を集めて大学に出願。審査に合格すれば内定の通知を受け取ることができます。

 

ゴルフのアスリート枠でアメリカの大学進学を狙う場合、さまざまな準備が必要です。IJGAには学校のカウンセラーやカレッジプレースメント担当者がいて、留学生の特殊な進学をサポートしてくれます。

大学進学の詳細は、IJGAの無料パンフレットに掲載していますので、下記よりお気軽にお問合せください。

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