IJGA卒業生、呉 司聡がNCAAサザンカンファレンスで個人優勝

2019年4月24日

くん呉

2017年にIJGAを卒業し、イーストテネシー大学へ進学した呉司聡(ご しそう)がサザンカンファレンス(SoCon)のトーナメントにて個人優勝を果たした。舞台となったのはかつて全米プロゴルフ選手権なども開催されたノースカロライナ州のパインハーストゴルフ&カントリークラブ。3日間の接戦の末、ノースカロライナ大学グリーンズボロ校のニック・ライリーにトータル11アンダーで競り勝った。

 
 

◆一進一退、手に汗握る攻防戦

呉司聡はニックに1打差のビハインドで最終日を迎えた。両者ともに安定した好プレーを続け、ハーフターンを迎えた午後もなお1打差のビハインド。終盤戦となる14番ホールのバーディーでついにニックを抑えてトップに出るとその直後の16番でニックがバーディーで同率タイに並ぶ。17番、再び呉司聡がバーディーパットを沈め逃げ切るかと思いきや18番、執念のバーディーパットを入れ替えしてプレーオフへ突入。

プレーオフは10番ホールのパー5で行われた。後に呉司聡はこのホールで連日バーディーを取っていた精神的ゆとりが勝利の要因になったとコメントしている。1ホール目は互いにパーセーブ。同ホールを再度プレー、攻めに転じたニックはショットが乱れセカンドショットは池に沈んだ。呉司聡は難なくパーセーブ、優勝を掴みとった。次に待ち受ける舞台はオールカンファレンス選手権。つまりは全米のトップを争う試合だ。IJGA卒業生のエース、今後の活躍に期待したい。

  
◆NCAAとカンファレンスとは?

今回の功績がどれくらいのスケールかをお伝えするため、NCAAの仕組みを簡単にご説明しよう。NCAAは全米大学スポーツ協会といわれ、大学が行う全ての競技はこの団体によって取り仕切られている。NCAAに加盟する大学は上から順にディビジョン1、2,3と分かれており簡単に言うとその強さや規模でランク付けされている。さらに、全米といっても国土が広大なため地方ごとにリーグが分かれている。それをNCAAでは「カンファレンス」と呼んでいる。そしてSoConはディビジョン1の大学だけが所属するアメリカ南部のカンファレンス。つまり今回の優勝によって呉司聡は、アメリカ南部における最高ランク大学のゴルファーの中でもその頂点に立ったと言ってよいのである。